今すぐ!無料見積もり・ご相談
「仕事で毎日使う車だから、1日でも現場を止めるわけにはいかないんです…」
福岡市中央区のお客様より、そんな切実なご相談とともにトヨタハイエースが入庫しました。毎日の業務で酷使されるハイエースなどの商用車は、単に「キレイに直す」だけでは不十分です。「現場復帰までの圧倒的なスピード」と、ハードな使用に耐えうる「新車同様の強度」の両立が求められます。
今回は、見た目以上にダメージが深かったフロント部分の修復と、プロならではのこだわりポイント、そしてお客様が一番喜ばれた「あるサービス」についてご紹介します。
トヨタハイエースの修理箇所とプロの診断
■ 今回の主な修理・交換パーツ
フロントバンパー、ヘッドライト、フロントドア、ドアミラー、内部骨格(サイドメンバー)修正
■ プロの視点 見た目以上に深い「内部損傷」
一見すると、バンパーとライトが割れているだけの「よくある接触事故」に見えるかもしれません。しかし、バンパーを外して内部を確認すると、衝撃はフレーム近くの骨格部分にまで波及していました。
特に職人の腕が問われたのは「フロントドアのチリ合わせ(隙間調整)」です。ハイエースのようなキャブオーバー車(エンジンの上に座席がある車)は、ドアの建付け位置が数ミリでもズレると、高速走行時の「風切り音」の原因になったり、ドアの開閉が渋くなったりします。
今回は単に新品部品へ交換するだけでなく、ヒンジ(蝶番)の取り付け位置をミリ単位で叩き出し、「バムッ」と吸い付くような新車時のドア閉まり音を取り戻しました。
修理前

修理後

修理期間中の代車無料サービス
「えっ、ハイエース(商用バン)の代車もあるんですか?」
修理ご依頼の際、多くのお客様がそう驚かれます。
一般的な修理工場では「軽自動車」の代車が主流ですが、お仕事で長尺の道具や資材を運ぶ職人さんにとって、軽自動車では代わりになりません。
「修理中も、お客様の仕事の手を止めたくない」
そんな想いから、弊社では荷物がしっかり積める商用バン(ハイエース、プロボックス等)を含め、常時20台以上の代車をご用意しております。
「道具を積み替えて、そのまま現場に行けたから本当に助かったよ! おかげで工期に遅れずに済んだ」
今回のお客様からも、納車時に嬉しいお言葉をいただきました。もちろん、保険対応のレンタカー手配も可能です。
工場の許認可と国家資格所有者在籍
昨今、見えない部分の整備を行わずに行ったように装う不適切な事例がニュースになることがあります。しかし、現在の車は「走るコンピュータ」です。バンパーの裏やガラス周辺には、自動ブレーキ用のカメラやセンサーが集中しており、正しい知識と設備がないと、修理後に安全装置が正しく作動しないリスクさえあります。
■ 工場の認証及び国家資格など
弊社は、厳しい基準をクリアした「九州運輸局長認証工場」であり、すべての工程を国家資格を持つ熟練整備士が担当します。
| 認証工場 | 九州運輸局長認証工場(認証番号 1-2887) |
| 塗装資格 | 厚生労働省 塗装一級技能士 |
| 整備資格 | 国土交通省 二級自動車整備士 |
| 保険対応 | 損害保険会社推奨指定工場 |
「命を乗せて走る車だからこそ、見えない部分にごまかしは一切しない」
それが、創業以来変わらない私たちのプライドです。どうぞ安心してお任せください。
ハイエース修理でよくあるご質問
Q修理期間中、仕事で使う道具はどうすればいいですか?
ご安心ください。お預かり時に、お客様の道具や資材をそのまま代車に積み替えるお手伝いをしております。「脚立とか工具箱とか、全部積み替えてくれたから助かったよ」と、職人さんからよくお声をいただきます。積み替え作業は無料ですので、お気軽にお申し付けください。
Q保険を使うと等級が下がりますか? 自費とどちらが得ですか?
ケースバイケースです。保険を使うと翌年から3等級ダウンし、保険料が上がります。修理費用が10〜15万円程度なら、長い目で見ると自費修理の方がお得になることも。弊社では、保険を使った場合と自費の場合、それぞれの総額を試算してご提案しています。「どっちが得か、紙に書いて説明してもらえたから納得できた」というお声もいただいております。
Qパールホワイトの塗装は本当に難しいのですか?
はい、塗装職人泣かせの色です。パールホワイト(特にトヨタの070)は、白の下地、パール層、クリア層の3層構造。パール粒子の量や吹き付け角度で色味がガラッと変わります。「前に別の工場で直したら、ボンネットだけ黄色っぽくなった」というご相談も実際にあります。弊社では塗装一級技能士が調色から仕上げまで一貫して担当し、太陽光・蛍光灯・曇天と3つの光源で色合わせを確認しています。
Qリサイクル部品を使うと仕上がりに差が出ますか?
品質基準を満たしたリサイクル部品であれば、仕上がりに差はほとんどありません。特にドアやフェンダーなどの外装パネルは、同色・低走行車両から取り外した良品を厳選しています。新品純正の6〜7割程度の価格で、見た目も機能も遜色なし。ただし、ヘッドライトやセンサー類など安全に関わる部品は、新品をおすすめするケースもあります。ご予算とご希望に合わせてご提案いたします。
Q見積もりだけでも大丈夫ですか? 費用はかかりますか?
見積もりは無料です。「他社と比較したい」「保険会社に提出する見積書がほしい」など、お気軽にご相談ください。お車を拝見して、損傷の状態を写真付きでご説明し、修理プランを複数ご提案します。見積もり後にお断りいただいても、一切費用はかかりませんのでご安心ください。
本案件の修理データ
| 車種 | トヨタ ハイエース(Toyota HIACE) |
| 修理期間 | お預かりから約7日間〜10日 (部品取り寄せの時間によって変わります) |
| 使用部品 | 新品純正パーツ使用 (ご予算に応じリサイクル部品も提案可) |
| 参考価格帯 | 20万〜30万円台 (※損傷範囲により変動します) |
| 特記事項 | パールホワイト(070)3コートパール塗装 |
店舗情報・アクセス
| 店舗名 | 車の修理.com 板金塗装専門店 |
| 所在地 | 〒812-0033 福岡県福岡市博多区大博町7-10 |
| 電話番号 | 0120-111-016 (通話無料・お見積り無料) |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 (日曜・祝日定休 ※LINE受付は24時間対応) |
| お支払い | 現金 / クレジットカード / 各種ローン |
お客様の声をいただいております
板金塗装の流れ
修理の工程
修理内容を選んで開くと、その修理に必要な工程だけが表示されます。「どんな作業をしてるの?」「なぜそんなに日数がかかるの?」という疑問に、工程ごとに詳しくお答えします。
損傷箇所の確認 15~30分
表面だけじゃない。「見えない損傷」を見抜く目が問われる工程です。
見積もりでお伝えした内容を、改めて現車で確認します。バンパーの場合は、表面の損傷だけでなく、内側の構造に損傷がないかをチェック。
隠れた損傷を見落とさないことが、後のトラブルを防ぎます。
「見積もりより安くなりました」と連絡することもあります。隠れた損傷がなければ、修理期間も短く済みます。
部品の脱着 15~30分
バンパーの取り外しと取り付けです。慎重に扱う必要があります。
バンパーは複数のボルトで固定されています。慎重に外し、内側の損傷や取り付け部分の確認も同時に行います。
バンパーの場合、複数の脱着作業は少なく、この工程は比較的シンプルです。
板金作業 1~3時間
「鉄板をどこまで戻せるか」で、仕上がりが決まります。
バンパーの場合、樹脂製なので鉄板ではなく、熱処理などで形状を整えます。凹んだ部分を火で温めて、慎重に形を戻していきます。
内側は穴を開けたりして、外側から押し出すことで元の形に近づけます。
塗装作業 1~2日(乾燥含む)
塗装は「塗る」より「準備」が9割。下地処理で全てが決まります。
表面の油分を落とす脱脂、細かい傷をつけて塗料の食いつきを良くする足付け、サーフェイサー(下塗り)の塗布と研磨。これを丁寧にやるかどうかで、3年後、5年後の状態が全然違います。
塗装は、まずベースカラーを3回重ね塗り。その上からクリアコートを2回。乾燥は専用ブースで60℃、40分以上かけます。
仕上げ・検査 1~2時間
磨いて、組み付けて、チェックして。最後まで気を抜かない。
塗装面を磨いて、周囲のパネルと「肌」を合わせます。塗装って、車種やメーカーによって表面の質感が違うんです。
この検査で不合格なら、やり直しです。お客様に見せる前に、自分たちで「これ、自分の車だったら満足するか?」って考えます。
損傷箇所の確認 15~30分
外から見えない損傷が隠れていることが多いんです。
ドアをぶつけた場合。表面は凹んでいるだけに見えても、内側のインパクトビーム(衝撃吸収材)が歪んでいることがある。これを見落とすと、万が一の時に乗員を守れません。
だから、この段階で徹底的にチェックします。ライトを当てて陰影を見たり、手で触って微妙な歪みを感じたり。経験がものを言う工程ですね。
「見積もりより安くなりました」と連絡することもあれば、「追加が出そうです」とお伝えすることも。どちらにしても、隠し事はしません。
部品の脱着 1~3時間
「外す」作業に手を抜くと、「仕上げ」で必ずボロが出ます。
フロントドアを例にすると、外す部品はこれだけあります。ドアミラー、窓ガラス、ウェザーストリップ(ゴムのパッキン)、モール、内張り、スピーカー、パワーウィンドウのモーター、ドアロック機構、アウターハンドル…。
正直、ここを省略すれば半日は短縮できます。でも、やりません。なぜかというと、部品をつけたまま塗装すると、隙間に塗料が入り込んだりするから。
骨格の修正 2~8時間(損傷による)
フレームが歪んだまま走ると、タイヤが偏摩耗します。ここは妥協できない。
ドアやフェンダーの損傷が大きい場合、内側のフレームが歪んでいることがあります。専用の計測器で寸法を測り、ミリ単位で修正していきます。
車のフレームって、左右で0.5mm以上ずれると走行に影響が出るんです。まっすぐ走ってるつもりでも、ハンドルが微妙に傾いていたり、タイヤの内側だけ減っていったり。
板金作業 3~6時間
ここが職人の腕の見せどころ。
凹んだ鉄板を、専用の工具で引っ張ったり、裏から叩いたりして元の形に戻していきます。鉄板を戻す作業を省略して、パテで埋める工場があるんです。
当工場では、パテの厚さは3mm以下を厳守。そのために、鉄板をできる限り元の形に近づけることに時間をかけています。
塗装作業 1~2日(乾燥含む)
塗装は「塗る」より「準備」が9割。
表面の油分を落とす脱脂、細かい傷をつけて塗料の食いつきを良くする足付け、サーフェイサー(下塗り)の塗布と研磨。これを丁寧にやるかどうかで、3年後、5年後の状態が全然違います。
仕上げ・検査 2~3時間
最後まで気を抜かない。
塗装面を磨いて、周囲のパネルと「肌」を合わせます。その後、外した部品を全て組み付け。ドアなら開閉の具合、窓の動き、ドアロックの感触…全部チェックします。
損傷箇所の確認 15~30分
見えない内部損傷を見抜く。ここが大事。
部品の脱着 1~3時間
ボディパネルのみにして丁寧に作業する。
骨格の修正 2~8時間
ここが最も時間がかかる工程です。
フレームに損傷がある場合、専用の計測器で寸法を測り、ミリ単位で修正していきます。左右で0.5mm以上ずれると走行に影響が出るんです。
修正方法は、油圧ジャッキで引っ張ったり、ハンマーで叩いたり、場合によっては一部を切断して新しい部品を溶接したり。地味な作業ですが、ここを手抜きすると後で必ず問題が出ます。
フレーム修正機で数値を計測。メーカーの基準値と照合し、誤差±1mm以内に収めます。ここを手抜きすると後で問題が出ます。
板金作業 3~6時間
パテ厚3mm以下を厳守。
塗装作業 1~2日
60℃ブースで完全乾燥。
仕上げ検査 2~3時間
厳格な自社基準でチェック。
最後に、蛍光灯の下で塗装面を斜めから見て、ムラや埃の混入がないか確認。この検査で不合格なら、やり直しです。
すべての修理工程の参考データです。
| 工程 | 作業内容 | ポイント | 目安時間 |
|---|---|---|---|
| 01 | 損傷確認 | 見えない内部損傷まで徹底チェック | 15~30分 |
| 02 | 部品脱着 | ボディパネルのみにして丁寧に作業 | 1~3時間 |
| 03 | 骨格修正 | 誤差±1mm以内に修正 | 2~8時間 |
| 04 | 板金作業 | パテ厚3mm以下を徹底 | 3~6時間 |
| 05 | 塗装作業 | 60℃ブースで完全乾燥 | 1~2日 |
| 06 | 仕上げ検査 | 厳格な自社基準でチェック | 2~3時間 |
「うちの車、どのくらいかかる?」
傷の写真を送っていただければ、工程と概算をお伝えします


