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板金塗装に関する用語集


板金塗装とは

 

塗装作業まで含めて元どおりに修復すること。

自動車のボディに発生した凹凸や傷、破損箇所などを、塗装作業まで含めて元どおりに修復すること。この場合の塗装の作業手順(内容)としては、下地塗りとしてのプライマー、サンディング、そして中塗り、上塗りが行われるのが一般的です。
 

 板金は、大きく3つに分かれる。

板金には大きく分けて、外に付いてるパネルを修正する事を 外板板金、中の骨格にあたる部分を修正する事をフレーム修正(内板骨格修正・ボデー修正)、変形の激しいパネルを交換することを取替え作業と言います。
 

鈑金作業はおおまかに「形を整える作業」を指す。

板金ハンマーと当て板を使用するハンマリングによる板金が代表的なものになるが、スタッド溶接機を使用するものや盛り半田を使用するものなど、その方法は多岐にわたる。また、ボディパーツの部品交換作業や塗装作業に伴う部品の脱着作業も板金の一部として扱われる場合が多いです。
 

塗装作業はおおまかに「色と表面を整える作業」を指す。

板金によって整えられたボディパーツや新品に交換されるボディーパーツに対し、吹きつけ等の塗装を行うことにより、元の状態に近い装飾を行う作業である。
 

鈑金塗装専門工場で行われる。

また板金塗装の中には、骨格部に及ぶ車そのものが曲がった等の大きな損傷の修理が行われます。こういった作業は、内製工場のないディーラーやクイック補修サービスではできず、鈑金塗装専門工場で行われる事が多いです。
 

板金塗装の指数とは

修理に係わる作業時間を示したものです。

株式会社自研センターが作成している損傷自動車の修理に係わる作業時間(細かい作業時間の内訳は、公開されておらず不明)を示したものです。
 

作業上のゆとり時間、部品や工具の準備時間等を合わせた作業時間です。

修理工賃の算定方法を合理的なものとするために、主要な国産車・輸入車の構造調査、修理作業の実態調査等を行い、復元修理作業の時間、作業上のゆとり時間、部品や工具の準備時間等を合わせた作業時間です。
 

指数作成の前提条件として車両は1~2年使用(2~3万キロ走行)、汚れ、錆付は軽度な車両であること。

工場設備は認証工場設備基準の機械設備の他、スポット・アーク・ガスの各溶接機、簡易ボデー修正機を有する一般的な整備工場であること。内板骨格修正指数を使用できるのは4点固定で多方引きが可能な修正機を有する工場であること。作業者は実務経験3年程度の技能を持った者、補修塗装は実務経験5年または金属塗装技能検定2級程度を有する者であること。部品はパーツカタログ記載部品で、原則としてメーカー出荷状態で損傷のない部品(ディラーオプション・社外品除く)であること。作業方法は安全で合理的且つ経済的な修理方法で、車両の機能、程度に応じた品質に配慮した作業方法であること。
 

また指数は4種類あり、「脱着・取替指数」は損傷部品等の脱着・取替作業の指数で車種別に作成されています。

「補修塗装指数」は外板パネルを中心とした塗装作業指数で車種別に作成されています。「外板板金修正指数」は外板パネルの板金修正作業の指数で車種共通で作成しています。「内板骨格修正指数」は乗用車の骨格修正をフレーム修正機で復元した場合の骨格修正作業の指数で車種共通で作成しています。
 

高張力鋼板とは

 

ボディに使われているパネルは高張力鋼板が主流。

自動車業界では近年,地球温暖化問題への対策が求められており,特に燃費向上に伴う二酸化炭素排出量削減が急務である。その最も有効な手段が軽量化であり,薄くしても普通鋼板と同じ強度を得ることが可能な高張力鋼板が採用されています。
 
鋼材の肉厚を薄くしても従来の鋼材と同じかそれ以上の強度を保てるため、軽量化を図りやすく、運動性能や燃費の向上に大きく寄与します。
 
高張力鋼板の強度を上げると成形性が下がってしまうことが課題であったが,近年成形技術が進歩してきており,採用を促しています。外板パネルでは340MPa級,メンバーやピラーなどの構造部材では440~590MPa級の高張力鋼板の採用が進んでおり、バンパーや側突対応の補強材には980MPa以上の超高張力鋼板も使われております。

ハイブリッドカー(HV)とは
 
「エンジンとモーター」といったように、2種類の異なる動力源を搭載する自動車。これまでの自動車ではブレーキをかけた時に捨てられていた運動エネルギーを電気エネルギー等で回収し、これを加速時に使用することができ、日本のように渋滞が多い市街地では、従来車の約2倍優れた燃費性能を実現できます。動力源の組み合わせ方によって、エンジン・電気ハイブリッド、フライホイールハイブリッド、電池・電池ハイブリッド(燃料電池とモーター電池)、蓄圧式ハイブリッドと名称が変わる。これらの呼び名については様々な方式が提案されてきたが、最近ではエンジン・電気ハイブリッドを指すことが普通である。エンジン・電気ハイブリッド車では、トヨタが1997年に世界で初の量産型ハイブリッド乗用車「プリウス」の販売を開始し、2006年4月末までの累計販売台数は50万台を突破した。そのうち、日本国内が約19万台であるのに対し、北米では約26万台に達しています。
(大鹿隆 東京大学ものづくり経営研究センター特任教授 / 藤本隆宏 東京大学大学院教授 / 2007年)


EVとは
 
Electric Vehicleの略で、日本語では電気自動車と言います。
近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車が注目を集めています。
ガソリン自動車はガソリンをエンジンで燃焼させ、車を駆動させるのに対して、電気自動車は電動モーターで車を駆動させます。


PHVとは
Plug-in Hybrid Vehicleの略で、日本語では、プラグインハイブリッド自動車と言います。
 
外部電源から充電できるタイプのハイブリッド自動車で、走行時にCO2や排気ガスを出さない電気自動車のメリットとガソリンエンジンとモーターの併用で遠距離走行ができるハイブリッド自動車の長所を併せ持つ自動車です。


高機能塗装とは
 
よく聞くのは、トヨタのセルフストアリングコート(クリヤーの表面に傷が入りにくい)、日産のスクラッチシールド(傷が入っても自己修復して目立ち難くする特殊な機能を持たせている)、マツダのアクアテック塗装などですが、今では、国内メーカーのほとんどが高機能塗装と云われるクリヤーをいろんな車種に採用しています。
補修塗装で使用するクリヤーも専用クリヤーを使用するようになっています
メーカーにより違いはありますが補修塗装の準備作業の際に通常の2~3倍ほどの時間と研磨剤を使用します。


フレーム修正とは
 
損傷の中でも、事故等による大きな損傷により車体のフレーム(骨格)が歪んでしまったり ヘコんでしまった場合などにおこなわれます。。最近の車は、衝突安全ボディーになっているため 運転者の命を守ることが第一となっており、運転席部分を強くし、衝撃をその他の部分で 吸収しようと段階的に弱く(やわらかく)作られています。 そのため、事故等にあうと歪んだり、曲がってしまったりボディは大きな損傷を受ける場合もあります。 フレーム修正をする場合は、フレーム修正機を使い、ボディ全体が動かないように固定し、 付属のタワーのチェーンで事故車のボディ変形部分を修復(引き出す)していきます。 まずは、歪んだ部分を計測して修復し、部品がしっかりと装着できるように修復します。そして、 安全性、強度を十分に確保することはもちろん、剛性(ねじれ、ずれ に対する弾性)も考慮します。 例えば、走行中にカーブを曲がるときは車体は、よじれています。このように、ボディが よじれないとカーブを曲がりきることができません。 また、足回り関係のフレームの修正をしておかないと、〝まっすぐ走らない〟車になってしまいます。 このように、目に見えない部分での修理が非常に大切です。
 
ボディを熟知した経験豊富なスタッフに修理してもらいましょう。


塗装ブース
 
自動車の塗装は、外気温にも左右されやすいデリケートな作業です。また、塗装中にチリなどのゴミが付着してしまうと仕上がりに大きな問題が生じます。
そのため、多くの修理工場では、塗装ブースを設置しています。(かなり高額な設備です)
塗装ブース内は、空気が上から下へと流れています。この空気はフィルターを通しているのでゴミやチリをシャットアウトして 作業ができます。 塗装後、ブース内の温度をあげて、そのまま乾燥させることができるものもあります。
ブースの中は仕上がりのためにも作業員の健康のためにも、最高の環境となっています。
 
塗装ブースは、大型の設備なので、ビニール製の簡易タイプも多く使用されていますがそれだとごみの付着など心配です。
 


フレーム修正機 4輪アライメント 塗装ブース 乾燥機 塗装用スプレー 調色機
 
スポット溶接機 ハンマー/当て盤 /ハサミ