【完全ガイド】車両保険で修理すべき?判断基準・手続き・FAQ|福岡の板金専門店

自動車保険での修理について

車をぶつけてしまった。修理代は15万円。

福岡で板金修理を検討しているあなた、こんなこと考えていませんか?

「保険を使えば自己負担ゼロだし、使おう」

ちょっと待ってください。

その判断、3年間で10万円以上損するかもしれません。

実は、修理代が20万円以下なら「保険を使わない方が得」というケースが非常に多いんです。軽自動車のバンパー修理など、10万円以下の修理なら、ほぼ確実に保険を使わない方がお得です。

📖 このページでわかること

「保険を使うべきか、使わないべきか」の判断フロー、保険料シミュレーション、飛び石・当て逃げなどケース別の対応、保険修理の手続き7ステップまで、保険修理の全体像を1ページで解説します。

福岡の板金塗装専門店として年間280件以上の保険修理を手がける私たちが、わからないことや面倒なことを代わりにサポートします。

保険を使う?使わない?【5秒判断フロー】

まずは簡単に、保険を使うべきかどうかの目安を確認しましょう。

🚗 あなたの修理代はいくらですか?
10万円以下 ❌ 保険を使うと損する可能性が高い
10〜20万円 ⚠️ 使わない方が得な可能性大
20〜50万円 📊 要シミュレーション(等級による)
50万円以上 ✅ 使った方が得な可能性大

ただし、現在の等級や保険料によって変わります。正確な判断には、下記のシミュレーションが必要です。

保険料シミュレーション|使う vs 使わない

実際に、車両保険を使った場合と使わなかった場合で、3年間の保険料がどれくらい変わるかを計算してみましょう。

📊

シミュレーション条件

設定:現在14等級(無事故)、年間保険料80,000円
※等級による割引適用前の基本保険料は160,000円
※以降は事故を起こさない前提

🟢 保険を使わなかった場合

1年後:78,400円(15等級・割引51%)
2年後:76,800円(16等級・割引52%)
3年後:75,200円(17等級・割引53%)
3年間合計:230,400円

🔴 保険を使った場合(3等級ダウン)

1年後:120,000円(11等級・事故有)
2年後:116,800円(12等級・事故有)
3年後:113,600円(13等級・事故有)
3年間合計:350,400円

3年間の保険料の差額

120,000円
修理代が8万円の場合 → 保険を使うと4万円損する計算
このケースでは、修理代が12万円以上なら保険を使った方がお得

⚠️ 注意:上記は概要を説明したものです。引受保険会社により商品名や補償内容等は異なりますので、ご契約内容を必ずご確認ください。

※等級別の割引率は損害保険料率算出機構の参考純率に基づいています。

📖 より詳しいシミュレーション事例は「実例で学ぶ!損する人・得する人の違い」をご覧ください。

いくらから保険を使うべき?等級別の目安金額

「修理代がいくら以上なら保険を使った方が得なのか」は、現在の等級によって変わります。

現在の等級 保険を使う目安 理由
6〜10等級 15万円以上 等級が低い→保険料アップの影響が大きい
11〜15等級 20万円以上 中間層→ケースバイケース
16〜20等級 25万円以上 等級が高い→保険料アップの影響が比較的小さい

※あくまで目安です。正確な判断は保険会社に「使った場合と使わなかった場合の3年間の保険料」を確認してください。当工場でもサポートします。

📖 等級制度についてもっと詳しく知りたい方は「等級制度のメリット・デメリット」をご覧ください。

💬 保険を使うべきか迷ったら

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※見積もりと保険料アップを比較してお伝えします

ケース別:保険を使う・使わない判断

✅ 保険を使った方がいいケース

  • 修理代が50万円以上:保険料アップより修理代の方が大きい
  • 相手がいる事故で過失割合が低い:相手の保険で大部分がカバーされる
  • 全損または廃車:車両保険の価値を最大限活用
  • 来年以降に車を手放す予定:等級ダウンの影響が限定的
  • 等級が高い(16〜20等級):保険料アップの影響が比較的小さい

❌ 保険を使わない方がいいケース

  • 修理代が20万円以下:3年間の保険料アップの方が大きい
  • 現在の等級が低い(6〜10等級):保険料アップの影響が大きい
  • 軽い自損事故(擦り傷、小さなへこみ):板金修理で安く直せる
  • 免責金額が高い(10万円など):自己負担が大きくメリット薄い
  • 長く同じ車に乗る予定:等級ダウンの影響が長期化

🚗 車種別の判断ポイント

軽自動車・コンパクトカーの場合

軽自動車やコンパクトカーは修理代が比較的安いため、保険を使わない方が得なケースが多いです。

  • バンパー修理:5〜10万円程度
  • ドア板金塗装:8〜15万円程度
  • フェンダー修理:6〜12万円程度

これらの修理なら、ほぼ確実に保険を使わない方がお得です。

高級車・輸入車(ベンツ、BMW、レクサスなど)の場合

高級車や輸入車は修理代が高額になりやすいため、保険を使った方が得になるケースもあります

  • バンパー交換:20〜40万円
  • ドア板金塗装:25〜50万円
  • フェンダー修理:20〜35万円

ただし、当工場なら輸入車でもディーラーの1/3程度で修理できるケースが多いため、まずはお見積もりをご依頼ください。

免責金額の仕組みと選び方

免責金額とは?

免責金額とは、保険金が支払われる際に自己負担する金額のことです。(日本損害保険協会の解説

例えば、免責金額5万円で修理代が20万円の場合、保険から支払われるのは15万円。残り5万円は自己負担となります。

📖 免責金額について詳しく知りたい方は「免責金額(自己負担額)の仕組み」をご覧ください。

💡 免責金額のメリット・デメリット

  • 免責金額を高く設定:保険料が安くなる。ただし事故時の自己負担が増える
  • 免責金額を低く設定:事故時の自己負担が少ない。ただし保険料が高くなる

免責金額があっても保険金が全額出るケース

以下の場合は、免責金額に関係なく保険金が支払われます。

  • 被害者への損害賠償責任(対人・対物)
  • 人身傷害保険
  • 搭乗者傷害保険

保険修理の手続きの流れ【7ステップ完全ガイド】

「保険修理って何をすればいいの?」という方のために、手続きの流れを説明します。

1
保険会社に連絡(事故報告)
事故発生から60日以内に連絡が必要です。証券番号、事故日時・場所、相手の情報を伝えます。
2
修理工場で見積もり
修理工場を選び、見積もりを依頼します。工場は自分で選べます(次のセクションで解説)。
3
保険会社の査定(アジャスター)
保険会社のアジャスター(査定員)が見積もりを確認し、支払金額を決定します。
4
修理開始
保険会社の承認後、修理を開始します。代車が必要な場合は、代車特約の利用や当工場の無料代車をご案内します。
5
修理完了・保険金支払い
修理完了後、保険金が修理工場に直接支払われます(または契約者に支払い)。

💡 当工場なら、この手続きを代行サポート

保険会社への連絡、アジャスターとの交渉、書類作成など、面倒な手続きを代行します。「保険を使うのが初めて」「手続きがわからない」という方も安心です。

修理工場は自分で選べる?保険会社の指定は断れる?

「保険会社に修理工場を指定された」という方も多いですが、修理工場は契約者が自由に選べます。これは国民生活センターでも注意喚起されているポイントです。

🔍 知っておきたい事実

  • 保険会社の「指定工場」は強制ではない
  • 修理工場を選ぶ権利は契約者にある
  • 「うちの指定工場でないと保険金が出ない」は誤り
  • 好きな工場を選んでも、保険金は問題なく支払われる

ただし、保険会社の指定工場を選ぶと「代車特約が使いやすい」「手続きがスムーズ」などのメリットもあります。

📖 保険を使わない場合の支払い方法や示談書の書き方は「軽い接触事故の支払い方法・示談書の書き方」をご覧ください。

保険会社の指定工場

○ 手続きがスムーズ
○ 代車特約が使いやすい
△ 価格交渉の余地が少ない
△ 修復歴への配慮が薄いことも

自分で選んだ工場(当工場)

○ 保険を使うべきか相談できる
○ 修復歴への配慮
○ 板金修理で修理代を抑えられる
○ 無料代車20台以上

当工場の保険修理サポート

「保険のことはよくわからない」「手続きが面倒」という方のために、当工場では以下のサポートを行っています。

📋

保険を使うべきか判断をサポート

修理代と3年間の保険料アップを比較し、「使った方が得か、使わない方が得か」をお伝えします。

📞

保険会社への連絡を代行

事故報告から見積もり提出まで、保険会社とのやり取りを代行します。

🤝

アジャスターとの交渉

保険会社のアジャスター(査定員)との交渉も当工場が対応。適正な修理代をしっかり請求します。

🚗

代車特約の確認・手配

代車特約が使えるか確認し、特約が使える場合はレンタカーを手配します。特約が使えない場合も、当工場の無料代車(20台以上)をご利用いただけます。

💰

修理代を抑える提案

「保険を使わない」と決めた場合、リサイクルパーツや板金修理で修理代を抑える提案をします。

📊 取引実績

  • 損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上ほか20社以上の保険会社と取引
  • 年間280件以上の保険修理に対応
  • 損害保険会社推奨指定工場

💬 保険修理のことなら、お任せください

📸 LINEで無料相談する

※来店不要。写真を送るだけで概算見積もり&保険アドバイス

保険修理に関するよくある質問【12のケース別】

飛び石、当て逃げ、等級プロテクトなど、よくある疑問にお答えします。

修理代がいくら以上なら保険を使うべきですか?
一般的には20万円以上が目安ですが、現在の等級によって変わります。10万円以下の修理(バンパーの擦り傷など)なら、ほぼ確実に保険を使わない方がお得です。当工場では「保険を使った場合と使わなかった場合」を比較してお伝えしています。
保険を使うと等級はどれくらい下がりますか?
相手がいる事故の場合、3等級下がります(3等級ダウン事故)。また「事故有係数」が3年間適用され、同じ等級でも保険料が高くなります。詳しくは日本損害保険協会の解説もご参照ください。
自損事故でも保険を使えますか?
車両保険に加入していれば使えます。ただし、等級が3つ下がる「3等級ダウン事故」となり、保険料が大幅にアップします。軽い自損事故(擦り傷、小さなへこみ)なら、保険を使わない方が得なケースが多いです。
飛び石でフロントガラスにヒビが入りました。保険を使うべきですか?
飛び石によるガラス修理は、保険会社によって「1等級ダウン事故」または「ノーカウント事故」扱いが異なります。まずは契約内容を確認しましょう。ガラス修理は5〜15万円程度が相場なので、1等級ダウンでも保険を使わない方が得なケースが多いです。当工場でもアドバイスできます。
当て逃げされました。保険を使うべきですか?
当て逃げ(相手が不明)の場合は「3等級ダウン事故」となります。修理代と保険料アップを比較して判断しましょう。20万円以下の修理なら使わない方が得なケースが多いです。なお、警察への届出は必ず行ってください(後から相手が見つかる可能性もあります)。
等級プロテクト特約とは何ですか?
事故を起こしても等級が下がらない(または下がり幅が小さくなる)特約です。ただし、特約をつけると保険料が高くなります。「万が一に備えたい」という方には有効ですが、コストとメリットを比較して判断しましょう。詳しくは保険会社にお問い合わせください。
保険会社に指定された工場でないとダメですか?
いいえ、修理工場は契約者が自由に選べます。「指定工場でないと保険金が出ない」ということはありません。
保険を使うか決める前に見積もりだけもらえますか?
もちろんです。見積もりを見てから「保険を使うか、使わないか」を決めていただけます。LINEで写真を送っていただければ、概算の見積もりをお伝えします。
保険修理の手続きは自分でやらないといけませんか?
当工場では、保険会社への連絡、アジャスターとの交渉、書類作成など、面倒な手続きを代行しています。「初めてで何もわからない」という方も安心です。
免責金額とは何ですか?
保険金が支払われる際に自己負担する金額のことです。例えば免責5万円の場合、修理代20万円なら15万円が保険から支払われます。免責金額を高く設定すると保険料が安くなります。
代車特約がない場合、代車は借りられますか?
当工場では、修理をご依頼の方に無料で代車をお貸ししています。常時20台以上をご用意しているので、代車特約がない方もご安心ください。
福岡市以外からでも依頼できますか?
はい、福岡県内はもちろん、佐賀県や熊本県など近隣からもご依頼いただいています。お車の引き取り・納車も対応可能です(距離によっては有料)。まずはお気軽にご相談ください。

✍️ この記事を書いた人・監修者

宮﨑 賢一|車の修理.com 代表

宮﨑 賢一|車の修理.com 代表

板金塗装歴40年以上。損保ジャパン、東京海上日動ほか20社以上の保険会社と取引があり、年間280件以上の保険修理に対応。「保険を使うべきか迷っている」というお客様の相談も多く受けています。

✓ 九州運輸局長認証工場(認証番号 1-2887)
✓ 損害保険会社推奨指定工場
✓ 厚生労働省認定 塗装一級技能士

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多くのお客様から高い評価をいただいています。営業時間、電話番号、所在地はこちらでご確認ください。

🏢企業名
車の修理.com 板金塗装専門店
📍住所
〒812-0033
福岡県福岡市博多区大博町7−10
📞電話番号
092-262-2868
お客様の評価
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月〜土:9:00〜18:00
日:定休日
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